09/12/2022
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やりがい、やりたい仕事であることは将来性より重要か

シンクタンクのパーソル総合研究所のデータによると、仕事を選ぶ際に重視するポイントという質問に対し、最も多かった回答はやりがいでした。そして、やりがいに次いで多かった回答は、自分がやりたい仕事であることで、この2つの回答だけでアンケートのおよそ6割が占められています。アンケートのデータからうかがえるのは、やりがいがなさそうな仕事、やりたくない仕事に就きたくないと考えている人が多いということです。気が乗らない状態が続けば、たとえ給与はよくても十分な満足感が得られず、仕事が長続きしない恐れがあります。

事前に聞いていた業務内容と実際の業務内容が異なっていたなどの、正当な理由がある場合はともかく、そうでないのに短期に退職した場合、転職市場では評価が下がりやすいのが実情です。気が乗らないのに無理して入社した結果、短期で退職してしまっては次の転職が苦しくなりかねないため、やりがいがある仕事や、自分がやりたい仕事を選ぶことは大事です。

これらの要素は非常に重要ではあるものの、一方で仕事選びの際に最優先にした方が良いとは限りません。たとえ満足感を得られる仕事であっても、給与などの待遇がよくないのであれば、生活面で苦労する可能性大です。また、将来性がない仕事を選んでしまうと、当面はよくても、10年後、20年後に仕事自体の需要が減ったり、仕事がAIに取って代わられたりして苦労する羽目になる可能性もあります。仕事選びの際は、仕事自体に将来性があるかどうかも、しっかり確認しておきたいところです。